3540 歯愛メディカル について
3540 歯愛メディカル
歯科製品の企画・製販。歯ブラシ等・歯科通販首位。一般医療用品通販も。
2017年末IPOで、いったんPER60倍台まで買われるも、2018年増収減益で株価低迷。
コロナ後のバブルと、業績急拡大(2倍増益)で再び買われるも、現在は株価低迷中。
2021.10.08のニュースで国民皆歯科検診が自民党の公約に組み込まれている。(↓)
具体的な内容、実現性、インパクトはまだよく分からないが、テーマ化するタイミングがあるかもしれない。
ところで業績面を見ると、2020.12期に上方修正を連発しているが、なぜか。
2020年10月20日にリリースされた情報修正の説明を見ると、特需であることが分かる。
この上方修正を出した後、大きな上髭と特大の出来高を伴って陰線。そして下落に転じた。期待で買われ、特需確定で失望。最後はうまいこと大口が上から売って相場が終わり。という感じだろうか。
2021.12期は1Qで大幅増収増益も、売られ、2Q, 3Qは増収減益。株価は軟調が続いている。4Qも減益の可能性が高いものの、通期では増収増益を維持できるか。
想定シナリオは4Q決算単体で減益。かつ通期業績発表で減配、となり売られるパターン。2020.12期は「創立20周年記念配当金(1株当たり29円21銭)」と大きな特別配当を含んでいるため、多少の増配ではカバーできず需給の悪さも手伝って売られる可能性が高いと考える。
今後の投資について:
PERでコロナ底水準(15倍)まで落ちてきているが、コロナ特需と見られており買いづらい。コロナ恩恵がなくなった状態で成長を確認できればまた買われるだろうが、それがいつか分からない。
とは言え、コロナ禍で新規顧客も増やしており、ロジスティクスの投資も進めており、稼ぐ力は底上げされているはず。株価面では現在もや比較的割安。3500円程度なら明確に割安。需給面で今は買えないが、3500円程度まで押すか、需給改善が見込まれたら買っても良いか。
4370 モビルス について
コンタクトセンター向けSaaSプロダクト(モビシリーズ)などのCXソリューション提供を手掛ける。
2021.09のIPO後、チャートは右肩下がり。時価総額は60億弱の小型。
業績面は増収増益で、堅調に推移している。
チャーンレートは低く、サービスの評判は良い。
市場規模も拡大傾向であり、既に割安圏。
トップラインの伸びが物足りないが、これがガイダンスを上振れる様子が見られれば株価は反発しそう。
2022.1.14の1Q決算は要注目。
今後の投資について:
IPO後の右肩下がりと、マザーズ市場の暴落と、年末という時期から、かなり売り込まれてしまっているが割安圏という認識。
チャート的には3桁目前で粘っており、下げ圧力が弱っているような形にも見えるが、いったん1,000円を抜けて900割れくらいまでいってくれると買いやすい。
そこまで押せば成長性・収益構造的を踏まえると、PER25倍程度で中期で負けることはなさそう。
9435 光通信 について
9435 光通信
ITバブル後の長期チャートはこんな感じ↓
業績は好調も、現在はコロナ安値付近まで落ちてきている。
2021年の年明けから大幅に下げて、下落トレンド入りしている。
特に2021/1/5からの日経平均に逆行した下げは気味が悪い。
また、直近の2021.03-09期の間に筆頭株主の光パワーが300万株程度(発行済の6.5%程度)減らしている。
続いて本業について。
営業の評判が悪い、色んなところの大株主になっていて投資上手という印象があるけど、事業領域としては以下のとおり。EPARKは光通信がやっていたのか。
法人については電力取引価格高騰により増収減益、個人サービスは宅配水等が順調で増収増益、取次販売は減収減益。9435 光通信
ITバブル後の長期チャートはこんな感じ↓
業績は好調も、現在はコロナ安値付近まで落ちてきている。
2021年の年明けから大幅に下げて、下落トレンド入りしている。
特に2021/1/5からの日経平均に逆行した下げは気味が悪い。
また、直近の2021.03-09期の間に筆頭株主の光パワーが300万株程度(発行済の6.5%程度)減らしている。
続いて本業について。
営業の評判が悪い、色んなところの大株主になっていて投資上手という印象があるけど、事業領域としては以下のとおり。EPARKは光通信がやっていたのか。
法人については電力取引価格高騰により増収減益、個人サービスは宅配水等が順調で増収増益、取次販売は減収減益。
今後の投資について:
PERでは過去水準で最低近くまで下げてきている。業績は好調。ただチャートが崩れ、需給が非常に悪くなっていそう。
16000円割れの水準は強い抵抗帯になっている可能性があるので、そこで打診買するのはありかもしれないが、明確な反転となるまでは、基本は欲張らず上がったら売りが吉か。
弱い株は弱い。本当に安くても買うな。
これまで何度も痛感しているが、弱い株は弱い。特にダラダラと下げているような株は上値がひたすら重たく、地合いが悪くなると他に比べて一層売られる。
仮にファンダ良好で本当に割安だとしても、それでも売られる。
皆が「買えない・・・」と思うチャートだと出来高も細ってくる。
そうすると、ホルダーは細る出来高の中で早く抜けたくなる。
すると、スルスルと下がる…
少しリバっても、この手のチャートは信用買残が貯まっているので、すぐに垂れる。
ということで、大口の買い、例えば出来高を伴う陽線が観測できるまでは手出し無用か。
もしくは好決算狙いで直前に入るか、好決算後に買うか。
とにかく、目先の材料のないタイミングでダラダラ下げに入るのは絶対にNG。
3665 エニグモ について
3665 エニグモ
個人輸入代行ソーシャル通販サイト「バイマ」運営。売買参加者の手数料が収益源。
チャートは上下に大きく揺れながらやや右肩上がりだが、現在は過去比で割安水準。
業績は好調で、トップライン・営利ともに20%弱程度の程度の成長を続けている。
今期上期も好調だが、地合いに加え、2Qが弱く、売られる展開。
信用買残は100万株程度と、日々の出来高比でやや気になる水準。
株主は、筆頭がSonyで、次いで須田CEO。
個人的には須田CEOは理路整然としていて好印象。
空売りは高値をつけた2021/10以降、Integrated Core Strategiesが空売りを積んでいる。
チャート的には、赤ライン付近での反発は期待できるか。
ここ最近の美しい下落週足チャート的には、いったん、どかっと下げてくれると買いやすいが…
今後の投資について:
需給が悪いが、ファンダは魅力的。今後の横展開や新事業への展開も面白い。
チャート的にもトレンドライン付近で打診、反発や買戻しが観測できれば買い増しというスタンスで臨みたい。
6630 ヤーマン について
6630 ヤーマン
美顔・痩身器具など美容健康機器の製造・販売。量販店と通販が主力。
業績過去最高予想も、株価はしばらく低迷中。コロナ恩恵銘柄として嫌気されている展開か。
ファンダ的には1Q絶好調も、通期の上方修正がなく激しく売られる展開。
好業績を出してもコロナ恩恵とみられる限りは株価は厳しいか。
ただ、実際にはコロナ前からの成長線に戻ったとも見え、必ずしも一時的なものとも思えない。
もともと中計では2023.04期で売上500億、営利100億を掲げていた。
今後の戦略:
海外での販売拡大、業態の拡大、意欲的な中計と買いたい要素は多い。
現在は需給が悪そうなのと、コロナ恩恵銘柄としての評価が先行している印象を受けるので手が出しずらいが、さすがに安い水準にはなってきた。
2Q決算で上方修正が出れば風向きが変わる可能性はある。ただ、例年11月に修正を出してきていたのが、今回は出ていないので、本当に通期上方ナシ?
決算見てから、良ければ買う、で良いか。上げ始めたら上値余地は大きいので。
4167 ココペリ
4167 ココペリ
中小企業支援向け経営支援SaaSサービス「Big Advance」を展開。
金融機関と契約して、金融機関を通して会員数を獲得していく点が特徴。
システム開発人員を増員。
金融機関のBA導入数がKPIのひとつ。
会員企業数の推移は以下。
初期費用は金融機関の新規導入数に比例。
株価は、IPO後、すぐに高値をつけてからはダラダラと下落。
2021/11/29現在で、時価総額179億。2022.03期の最終利益は4億程度とすると、現時点で想定PERは45倍。
今後の投資について:
会員企業数の伸び率に直近で鈍化が見られる点が懸念点。この時価総額だと手が出にくい。ただ、着実に業績を伸ばしてはいくと思うので、仮にPER25倍程度(1,500円程度)まで売られる場面があれば買うのもアリか。それまでは売り。