7095マクビープラネット について
7095 マクビープラネット
Webデータを活用したマーケティング分析サービス「ハニカム」展開。成果報酬が主。
LTVマーケティングの走り。
売り切りからサブスク型の商売の拡大は追い風。
直近は2Q決算でQoQ減収減益を仕掛りに暴落。証券特需によるものであれば実際には順調か。とは言え、暴落前に仕掛け的に株価が挙げられていた感はあるので、適正価格に収れんしていく段階か。
マーケティングコンサルティング事業(MC)とマーケティングテクノロジー事業(MT)の二本柱。
前者はいわゆるコンサルで、成果報酬型で実施している。粗利率は15%ほど。ハニカムなるデータプラットフォームを活用している。
後者はRobeeというチャットボットによる接客チャットボット・解約防止チャットボット。粗利率90%。
売上ベースではMC事業が97%で利益ベースでは90%。
MC事業についても基本的にはストック性のある想定で、95%が契約を継続しているとのこと。
美容と金融業界から、他業界へ拡大。
中期経営計画では2024.3期に営業利益22億を掲げている。
今後の投資について:
1/8時点で時価総額179億。PER24倍程度。2024.4期に最終益15億出すとすれば現在の株価位置でPER11倍。予定通りに進捗しているとすれば、この株価位置のままということはないだろう。
とは言え、現在のチャートはかなり需給が悪化していると思われる。
上場来、下値を切り上げて株価が上昇してきており、ここに来ての急落。金利上昇・マザーズ市場の軟調もある。下落&ヨコヨコを経て、PER20倍程度の水準で買えれば良いなあという妄想をして、好機を待ちたいところ。
2021年クソトレを振り返る。
2021年に損失を出したトレードを振り返り、反省したいと思います。
【2375 ギグワークス】
1年間綺麗に下げ続けたギグワークス。1Q好調も、出尽くしでダラ下げ。3Q, 4Qは減益で半値以下に。今思えば…1Q発表時点でPER30倍以上で、事業からするとかなり割高、かつ決算資料からも大型案件の終了も書かれており、上値を追えるような場所ではなかった。
そもそもGIGAスクール構想、選挙関連…などなど、一時的な案件に左右される事業なので、長期で成長を追うというよりは、短期で上昇を取るというスタイルで臨むべき銘柄だった。
【3962 チェンジ】
DX関連ということで、いい加減下げ過ぎじゃね・・・と値ごろ感で入って死んだ銘柄。
12/14のガイダンス発表でぶん投げた。これも発表後すぐに投げればもう少し傷が浅かったと後悔。決算期変更で動きが遅れた。
・ダラ下げ銘柄には入るべからず…
・決算ガチャするにしても、前日まで待つ方が良いわ。
【3696 セレス】
チェンジのようなチャートでダラ下げの中で死亡。暗号通貨事業も展開しており、思惑で大きく値動きがありよくわからん株。自分には難しかった。
【7453 良品計画】
中計で大風呂敷広げた新社長に期待も、株価は超軟調に。なかなか切るタイミングが難しかったので仕方ないか…
【3903 gumi】
メタバース、NFT関連ということでイナゴ。ま、こういう思惑銘柄を持っておいても良いかなと思い損だしクロス後も継続保有中。本業も赤字出し切って黒字化してくれるだろうし…。
【7532 PPIH】
大幅減益でさっさと切らなかったせいでズルズルと下げ続け。2021年一番の盆ミス。
【9326 関通】
個人に人気で信用買残も溜まって、重い値動きだった。分かりやすく数字を積んでいる銘柄で、中計も出していて、でも中計のあとの成長性があまり見込めないような銘柄と見做されたか…
【7050 フロンティアインターナショナル】
オリンピック特需と思われたか、ズル下げ。適正PERもミスったか。
【3665 エニグモ】
エニグモに関しては、リスク承知に決算ガチャで失敗したものなので、特に反省はしていない。正直、下方修正は想定外で、リスクリワードは高いと思っていたので。
ただ、過去実績から見て、評価されていない理由をきちんと考えたうえで投資すべきだったなとは思っている。
【BABA】
正直、PERと業績推移だけちょろっと見て買った。中国リスクの程度を理解していなかった。あとで振り返れば底切りとなってそうな気もすごくするけど、これはいいや。
教訓としては、良くわからないものには投資するな、ということかな。
【2462 ライク】
割安成長株でPER15倍程度まで調整したタイミングで新規Inしたが、前回高値を超えられずダラ下げへ。下げ止まったと思われたところでナンピンしたが、下落トレンド継続。10/11の1Q決算で減益となり損切り。
その後、株価は下げ渋っている。
新規Inしたあとのガイダンス発表上げでホールド継続と判断した点は悪くなかったと思っている。その後の、ダラ下げで早期ナンピンしなかったのも良かった。ただ、その前のGUからの大陰線で切るべきだった。値動きが重いと感じたら、リバったところで利益を確定させていくことも考えた方が良い。
7694 いつも について
7694 いつも
電子商取引(EC)事業の支援。構築・運営・マーケティング・人材まで一貫支援。
船井総研からの出身。ECビッグデータに強み。メーカー直販を支援がメイン。ECのコンサルやサイト制作だけでなく、販売やコールセンターなど、一気通貫の支援が特徴。
また自ら仕入れ、代行を行うECマーケットプレイスサービスも展開。
マーケットプレイスサービスは売上高に占める割合が高く売上総利益率は低く、数字の見方は要注意。
業績面で見ると、EBITDAで見て、比較的順調に伸びていることが分かる。
チャートは、IPO以降見事に右肩下がり。
ガイダンスも弱く、経常利益が伸びていないことを嫌気されているか。ただ、人員強化によう販管費増加と、減価償却費を考慮すれば、仕込み時とも言えるか。
直近、出来高が少し増加してきてもいるし、現状のPERで20倍付近まで落ちている点もいい加減そろそろ・・・というところか。
トップラインの進捗が2Q時点で渋く、前期を見ると上期が下期より強く、季節性があるとすれば今期売上未達かと思われるが、2021年からD2CブランドのM&A・出資事業開始を開始しており、3Qから連結適用となるので、連結決算の売上は増加し、予想通りになるか。
ただ、のれんの償却により、経常利益はしばらく伸びにくくなるか。EBITDAは想定通りか。ストック性の高いマーケティングサービスが伸びている点は好印象。
今後の投資について:
着実な成長はしている模様だが、数字的に買いづらい。とは言え、成長企業でPER20倍はいい加減安くなってきたという印象。3Qでも売られて株価位置が低ければ本決算前に仕込むのはリスクリワードでアリか。
7695 交換できるくん について
7695 交換できるくん
住宅設備機器と工事をセットでネット販売。見積もり、注文をネットで低価格化。
旧態依然としたリフォーム業界の多重受注構造を解消し、廉価にリフォームサービスを提供することを実現。
2020年末にIPO。一時、8,000円弱まで買われたが現在は調整中。公募価格は2,050円。
強みは検索エンジンに高く評価されているWEBサイトか。
レビューの蓄積も強み。これにより集客がうまくでき、NB製品を卸してもらえて、効率的な製品・工事のセット販売を実現している。
基本的には綺麗に増益傾向が続いているが利益率は5%程度と低い。販管費を積んでいるわけでもないので、大きな伸長は期待できないか。
また今後の収益拡大のドライバーとしては基本的には現在の事業を横展開していくもの。成長加速が期待できるものではないだろう。(BtoB領域が面白いかもしれないが)
今後の投資について:
一般消費者としては非常に有難いサービス。リフォームする場面があれば必ずチェックしようと思う。ただ、現在の株価は今後の成長スピードを考えると以前として割高と思う。買いか売りかで言えば、売り。だけど個人的には見。公募価格近くまで落ちるなら買いで入ることを検討してみたい。
3180 ビューティガレージ について
3180 ビューティガレージ
美容サロン向け関連商品のECサイト。翌日配送、低価格PB品に強み。PB割合は低下傾向だが、40%近くある。店舗設計も。
チャートは以下のとおり、概ね右肩上がり。
業績面は増収増益を継続してきており、コロナ以降収益率が向上。それを受けて株価はコロナ底から5倍以上になったが、現在は調整中。
収益性の急上昇の理由は何か。
2020.12.03のリリースによると以下のとおり、特需が発生したというよりも流通のデジタル化によるプラスの影響と書かれている。トップラインの伸びは通常通りで、利益率が向上しているのに合点がいく。
この業界は以下のような大手美容ディーラーが占めていたが、Bガレが一気に追い抜いく形となっていると言えるだろう。
収益構造はどうなっているか。
物販が8割弱で、店舗設計事業・その他で2割程度となっている。
今後の展開にも色々と期待ができる。アジア圏への積極進出や、子会社の拡充などなど。
今後の投資について:
業績は好調だが、足元でここまで売られているのは意外。
もともと値動きに癖がある銘柄ぽく、マザーズが死んでいることも影響しているだろうが、それにしても・・・という感じ。NB割合がどんどん増えているのが嫌気されている?とも思ったが、これはNBがBガレを無視できなくなってきたことの裏返しともいえるような気がする。
基本的には買い。どこで買うかは分からないが、チャート見てインしたい。
7353 KIYOラーニング について
7353 KIYOラーニング
個人向けオンライン資格講座や社員教育クラウドサービス提供。ビジネス資格に強み。
個人向けのStudyingが主力で、最近は法人向けのAirCourseにも注力中。コンシューマー向けはストック性が低く、法人向けはストック性は高いと言えるだろうが、1ユーザー200円/月と廉価で収益面での貢献はしばらく先か。
コロナ禍でのIPO銘柄。6000円弱まで買われた後、長期下落。初値も割り、公募価格776円(3分割考慮後)にも近づいている。
大幅増収予想で進捗も順調。今期利益は販管費が大きく減益になるかもしれない、という状況。
前期と今期予想を比較すると、売上総利益の伸び率が高く(原価率は抑えられている)ことが分かり、販管費を抑えればすぐに利益が出せる状況であることはわかる。
ビジネスモデル的には真似されやすいと思われるので、先行投資でコンテンツ拡充と評判獲得が肝要かと思われるが、評判は「安かろう悪かろう」の声が多い?
将来的に、法人事業の収益規模が拡大し、ストック比率が高まると評価されやすくなるようには思うが、個人向けと比較すると規模も伸び率も低い。
しかし、それにしても今期売上予想22億、売上総利益19億、販管費17億で時価総額60億程度は安すぎる気も。
今後の投資戦略:
上記したように、さすがに割安圏内か、という印象。トップラインは順調に伸びており、(そこまで期待できないが)第二の柱も始動中。オンライン教育は時流にも乗っている。あとはチャートが上向けば、というところか。注視したい。
来期の販管費次第ではかなり利益を出して飛ぶ可能性も…?